福岡南部会では、隔月ごとに定例研修会を行っております。
12月に行いました令和3年度第5回の研修会について下記のように報告いたします。
1.日時:令和3年12月9日(木)19時00分~21時00分
2.場所:ZOOM
3.講師:消費者庁消費者教育推進課
課長補佐 米山 眞梨子様
4.テーマ:『消費者庁におけるエシカル消費の取組について』
(目的)
SDGsの広がりに合わせて関心が高まっているエシカル消費(地産地消、人権、環境負荷等に配慮した製品を選択的に購入する消費形態)の概要と動向、およびエシカル消費推進を担う消費者庁の取組みを学び、持続可能な社会にマッチする商品開発、ものづくり、販路開拓の視点を学ぶ。
(目次)
(1). 消費者政策の全体像
・消費者基本計画 ・SDGsと消費者政策 ・新型コロナウィルス感染症と消費者
(2).エシカル消費の概念
・エシカル消費とは ・認知度アンケート結果紹介
(3).消費者庁におけるエシカル消費の普及啓発活動
・特設サイト ・啓発資料 ・サステナブルファッション ・食品ロス削減
※参考URL
消費者庁のエシカル消費特設サイト:https://www.ethical.caa.go.jp/
消費者庁のエシカル消費普及啓発ページ:
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/
(4).福岡県における取組
(5).まとめ
5.出席者:15名
6.今研修会での学び:
・最近の「エシカル消費」の取組についての紹介や消費者庁の普及啓発活動の紹介を受けた。
・消費者庁の消費者政策の基本的方向が消費者教育の充実にシフトしてきている。
・新型コロナウイルス感染症の拡大によって消費者の意識・行動に変化が出てきている。
・SDGsへの関心が高まる中で若者中心に「エシカル消費」に取組む人たちが増加している。
・中小企業診断士が事業者に対して事業再構築等を提言する際に、消費者の消費行動の意識が
どのように変化してきているのか?を踏まえて提言すべきであること、の大切さを学ぶ機会
になり、大変勉強になった。