一般社団法人福岡県中小企業診断士協会のWebサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
福岡県中小企業診断士協会会長の安部欽也でございます。当協会の歴史や中小企業診断士の役割について、お伝えいたします。
当協会は、昭和34(1959)年に社団法人中小企業診断協会(当時)福岡県支部として産声を上げました。以来、60年以上の長きに亘って、中小企業・小規模事業者の皆様の経営に関する診断・助言・支援を行う経営コンサルタントの国家資格者である「中小企業診断士」の福岡県における団体として活動を続けております。
平成24(2012)年4月に「公益法人制度改革」により県単位の法人として独立した後も、一貫して福岡県内の中小企業・小規模事業者の皆様の診断・助言・支援を行う「専門家(経営コンサルタント)集団」として、地域社会と地域経済の振興・活性化に、多種多様な活動を通じて貢献しております。
そして、令和6(2024)年には創立65周年の節目を迎え、現在の会員数は約400名となっています。
こうした歴史を紡げてこられたことは、当協会あるいは当協会の会員診断士が、中小企業・小規模事業者の皆様や、事業者様を支援する支援機関、金融機関、地方自治体や中央官庁などの皆様に、「必要な存在」であると認めていただけていたからこそで、改めて当協会および当協会の会員診断士に対して、ご理解・ご支援をいただいております皆様に、心より御礼申し上げます。
令和時代及びコロナ禍後を迎えて、中小企業・小規模事業者の皆様を取り囲む経営環境は、一層高度かつ複雑なものとなることが見込まれます。
かのチャールズ・ロバート・ダーウィンが『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』と述べているように、中小企業・小規模事業者の皆様は、著しく変化していく時代の中で、商品・サービスの開発や新たなアイデアの創出などを、より能動的に実行することで時代の変化に対応することが求められています。
当協会、並びに当協会の会員診断士は、福岡県内の中小企業・小規模事業者の皆様の持続的な発展が実現できるように、助言・支援プロセスを確立することを通じて、引き続き地域の社会・経済等の「公益に貢献」する使命を果たしてまいります。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人福岡県中小企業診断士協会
会長(代表理事) 安部 欽也