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会議や恊働のオンライン化【古賀 克之】

インターネットでは、以前からSkypeなどを使って、無料または格安でオンライン会議を実施することができた。

また、グループウェアなどのツールを使うことで、地理的に分散したメンバーが効率良く協働することも可能だった。
しかしながら、ほんの数年前までは、このようにツールを活用して会議や恊働をオンライン化しているのは、大企業やソフトウェア技術者などに限られていたように思う。

最近は、カメラ・マイク・スピーカーを最初から内蔵しているスマートフォンやタブレットが普及し、同時にSNSが広く一般でも利用されるようになった。
すなわち、多くの人達は、既にインターネットを駆使した高度で多様なコミュニケーション手段(オンラインでの会議や恊働を可能にするツール)を保有している。
このような状況・環境を積極的に利用して中小事業者が会議や恊働をオンライン化すれば、中小事業者の強みである機動性をさら高めたり、中小事業者間の恊働や連携を効率化/高度化したりして、競争力を強化することができるだろう。

筆者自身、日々の事業活動の中で、オンラインで会議したり恊働したりするケースが急増している。
以下、最近自らが体験した事例と使ったツールをいくつか紹介する。

定期的な勉強会 / Google+ ハングアウト

毎月1回定期的に開催している勉強会では、Google+ ハングアウトを積極的に活用している。(第32回勉強会:2012年8月開催:画面の写真あり第42回勉強会:2013年6月開催
ハングアウトはGoogleが無料で提供しているオンライン会議ツールである。
10拠点までオンラインで集まることができ、パソコンからはWebブラウザ(要Flash)から、モバイルデバイスからは専用の無料アプリ経由で接続して利用する。

基本的な機能はテレビ会議だが、パソコンからの利用では、参加者にスライドを見せてプレゼンテーションできるアプリや、一緒に文書を見ながら編集するアプリなど、オンライン会議をサポートする各種のアプリも使うことができる。
さらに最近、オンライン会議の様子を公開したりYouTubeに録画したりできる新機能、ハングアウト オンエアが追加された。

現時点では、プレゼンテーションにおけるスライド共有について、Skypeに対する優位性を感じている。
今後、アプリが充実して動作が安定すれば、オンライン会議に特有の新たな価値を創造できるのではないかと期待している。

経営者の支援 / LINE

経営者とのコミュニケーションでは、LINEを使うケースが急増している。
既に信頼関係のある若い経営者とは、スタンプも使って高速かつ効率的に情報交換&議論できるようになり、会社を訪問する頻度を減らすことができた。
また、電話のように会話するケースでも通話料を気にしなくて良いので、じっくり議論/情報交換できる。
海外出張中も国内と同様にコミュニケーションができる点は大変ありがたい。

数社との恊働プロジェクト/ Facebook秘密グループ

複数の事業者が参画するプロジェクトでは、Facebookの秘密グループを活用している。
各自が都合の良い時間に閲覧や投稿ができるため、参加メンバー(中小事業者の経営者)が多忙で一同に会する時間が取れなくても、日々議論を継続してプロジェクトを進めることができる。

これまでもグループウェアはたくさんあったが、中小事業者が企業を超えて活用するケースは非常に少なかったのではないだろうか。
Facebookのグループ機能は、グループウェアと呼ぶにはあまりにも貧弱であるが、参加者がFacebookユーザーであればすぐに恊働を開始できる点で利便性が非常に高い。

 

古賀 克之/Class K】

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