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ホーチミンに来られる方へ【古賀 克之】

ベトナムへの外国人訪問者数が増加しているそうだ。そういえば、何故か日本でもベトナムへの関心が高まっているらしく、ホーチミン視察について相談されるケースも増えてきた。特に初めてベトナムに来られる方(観光+漠然とした視察といった軽い旅行)向けに、いくつかお伝えしておきたいポイントを列挙しておく。

 

第3次産業を見て欲しい

既にベトナムは庶民(特に若者)の購買力が上がって来ているため、第2次産業の進出先としてよりも、第3次産業の進出先としてのポテンシャルが高いように思う。投資家などの視察で、特に業種にこだわりがなく、マーケットのポテンシャルを視察しに来るケースでは、当方が得意にしている飲食店業界を視察してもらう。日本からの投資が非常に活発な業種であり、他の第3次産業の状況全般も類推しやすい。最近の工場進出の実例を見ても、東南アジア市場に商品を売るための現地生産という意味での進出が多いようだ。安価な労働力を買いに来るのであれば、ベトナムよりもカンボジアやラオスなどを見に行くべき時期なのかも知れない。

 

少人数で効率良く

視察団の人数が多い場合は、1日くらいは、複数の少人数のグループで個別に動くと良いだろう。こちらのタクシーは1台に乗客6名まで乗れるので、6名以下で動くと大変効率良く移動できる。まるで修学旅行のようだが、班毎にテーマを決めて分担して視察すれば、短時間に多くの情報を得られる。

 

小規模事業者が元気

ここ最近は社員数名規模の小規模な事業者も海外進出に取り組んでいるし、最初からホーチミンで起業している日本人も珍しくない。既に海外進出は中堅企業以上だけのものではない状況であるため、視察に来る際には、それら小規模な事業者の進出の事例や実態もバランス良く視察して欲しい。社長自身がこちらに乗り込んでいて現地で小回りが利くため、小規模な進出企業同士がこちらで出会って連携するなど、どの企業も非常に元気が良い。

 

東南アジア諸国への展開

最近の進出企業は、もちろんベトナムだけを見て進出して来たりはしていない。最初から、周辺諸国(カンボジア、ラオス、タイなど)やASEAN各国を視野に入れていて、そのハブとしてホーチミンやバンコクに進出して来るケースが多い。せっかくホーチミンに視察に来るのであれば、「既にカンボジア等に展開し始めている企業」を視察するのも良いだろう。

 

ショッピングモールやスーパーもお勧め

繰り返しになるが、これからのベトナム進出は第3次産業がメインになると思われるため、飲食店以外では、ショッピングモールや現地のスーパーの視察をお勧めしたい。健闘している日本企業の商品も多数店頭に並んでいて多くを学べるし、ベトナムの人達の消費性向を直接肌で感じることができる。つまり、消費者市場としての魅力や可能性を「体感」していただくことができる。初めて来られる方にお勧めのショッピングモール&スーパーはこちら(Google Map)

 

もっと庶民の台所的な市場(安くて新鮮で面白い)も是非視察&体験して欲しいが、初めての来訪で自力で行くのは難しいだろう。海外慣れしている人であれば、是非挑戦して欲しい。ちなみに、観光名所にもなっているベンタイン市場は観光客向けのお土産売場と化しており、ここで述べている市場には含まれない。

 

古賀 克之/Class K】

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